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ThinkFree Calc

ThinkFree Calcは、お使いのデバイスでスプレッドシートの作成・編集を可能にするアプリケーションです。

ThinkFree Calc - 各種メニュー

ThinkFree Calcはデータ入力や、計算を行なうために以下のメニューがあります。

画面レイアウト

ワークブックを開くと、画面上部にメニューアイコンが表示されます。スプレッドシートの画面レイアウトは、以下の通りです。




① アクション バー
ドキュメントの保存や、「元に戻す」、「やり直し」などに使用するアイコンがこちらに表示されます。
② オーバーフロー メニュー(デバイスのメニューボタン)
ファイルの保存、テキストの検索、ズームなどのメニューがこちらのメニュー内に表示されます。
③ 関数バー
選択中のセルの内容を表示します。こちらの入力欄に直接関数を入力することもできます。
④ シート タブ
現在開いているワークブックのシートを表示します。
⑤ 行番号
数字で行の番号が表示されます。行全体を選択する場合は、左端の行番号をタップします。
⑥ 列番号
アルファベット文字で列の番号が表示されます。列全体を選択する場合は、一番上の列番号をタップします。
⑦ ツールバー
ドキュメントの編集に使用するアイコン各種が表示されます。

アクション バー メニュー

アクション バー内のメニューを使用すれば、現在開いているファイルを保存したり、内容を編集することができます。


オーバーフロー メニュー(デバイスのメニューボタン)

こちらのメニューからは現在のファイルを保存したり、指定したセルにジャンプしたり、画面のズームを調整することができます。


ツールバー メニュー

こちらのツールバー メニューからはテキストのプロパティを変更したりオブジェクトを挿入することができます。矢印アイコンをタップすればツールバーの表示・非表示を切り替えられます。


コンテキスト メニュー

コンテキスト メニューを使用すれば、セル、行、列、シートをすべて編集することができます。選択したオブジェクトによって、表示されるコンテキスト メニューは若干異なります。

更に以下のコンテキストメニューの使い方でThinkFree Calcの機能を最大限に活用することができます。


オブジェクトの挿入

ツールバー内のアイコンをタップすると「オブジェクトの挿入」の6つのオプションが表示されます。




パレット メニュー

パレット メニューを使用すれば、テキストやオブジェクトや線などの色を設定することができます。パレットは標準色と、天然色の2種類から選択することができます。


標準色タブでは以下のようにプリセットで用意された、標準の色から選択することができます。



天然色タブでは以下のようにカラースケールから自由に色を選択でき、スライダーを使用して色の明るさ・透過性を調整することができます。



グラフ メニュー

ツールバー内のをタップしてグラフの種類やスタイルを変更することができます。


以下のように、グラフの種類タブから棒グラフ、パイグラフ、ライングラフなどさまざまなグラフの種類を選択できます。



またグラフのスタイルタブからはグラフのスタイルを選択することができます。


ThinkFree Calc - 各種機能

ThinkFree Calcには、入力したデータを計算したり、セルの書式設定を自由に設定する機能が搭載されています。

行揃えを設定

選択したセルの行揃えを設定することができます。

  1. 1.行揃えを設定したいセルをタップします。
  2. 2.セルの右下にある選択範囲ツールをタップし、こちらをドラッグしながら書式設定を変更したいセルを囲みます。
  3. ツールバー内にあるテキスト メニューをタップします。
  4. 4.中央揃えにする場合は、行揃えのメニューから中央揃えのボタンをタップします。選択されたセルの行揃えが中央揃えになります。

ドローパッドでオブジェクトを作成

ドローパッド上にオブジェクトを作成し、新たなオブジェクトとしてドキュメント内に挿入することができます。

  1. 1.オブジェクトを挿入したい場所をタップします。
  2. ツールバー内のアイコンをタップします。
  3. メニューからドローパッドから取得を選択すると、ドキュメントがドローパッドに切り替わります。
  4. 線の色とフィルの色を指定し、指で画面上にオブジェクトを作成します。
  5. メニューのアイコンをタップすると、ドローパッドから元のドキュメントへ切り替わり、作成したオブジェクトが指定した位置に挿入されます。

ヒント: ドローパッドでは複数のオブジェクトを作成することができます。のアイコンをタップすると、アイコンがに替わり、選択したオブジェクトを移動できるようになります。ただし、のアイコンが選択されている間はオブジェクトを作成することはできません。


グラフの挿入/編集

データを視覚的に解りやすいグラフにすることができます。

  1. グラフにするデータの範囲を選択します。
  2. ツールバー内のをタップしてグラフを挿入を選択します。
  3. 挿入されたグラフをタップして、コンテキストメニュー内のデータの編集を選択するとハンドルがに替わります。
  4. ハンドルをドラッグ&ドロップで再指定すると、コンテキストメニューが表示されます。コンテキストメニューの適用を選択します。
  5. 新しく選択された範囲のデータがグラフに適用されます。

ヒント: グラフをタップするとツールバー内にが表示されます。こちらのメニューからはグラフの種類やスタイルを変更できます。


セルの書式設定

セルの書式設定からは番号書式、折り返し表示、インデント、罫線などを設定することができます。

  1. 選択したい範囲の一番最初のセルをタップします。
  2. セルの下にある選択範囲ツールをドラッグして、書式設定を設定したい範囲のセルを囲みます。
  3. ツールバー内のアイコンをタップします。
  4. 番号書式のカテゴリから通貨をタップします。
  5. 通貨ダイアログから記号、小数点以下の桁数、負の数値の表示方法を選択します。
  6. 設定が完了しましたら、OKを選択します。選択範囲内の数値がすべて通貨の書式設定で表示されます。

セルメニュー () からは以下の変更が行なえます。


書式のコピー

選択されたセルの書式をコピーして別のセルの適用させることで表示を統一させることができます。

  1. 書式をコピーするセルを選択して、ツールバー内のを選択します。
  2. セルダイアログ内のを選択します。
  3. 書式を貼り付けたいセルを選択して、を選択します。
  4. 選択されたセルに書式が貼り付けられます。

セルの結合

複数のセルを結合したり、結合を解除することができます。

  1. 結合するセルの最初のセルを選択します。
  2. セルの下にある選択範囲ツールをドラッグして、結合したい範囲のセルを囲みます。
  3. ツールバー内のアイコンをタップします。
  4. 結合をタップします。
  5. 確認ダイアログが表示されますので、OKを選択します。一番左上のセルのデータのみが残り、セルが結合されます。

データは、一番最初に選択された列を元にソートされます。


テキストの検索/置換

開いているドキュメント内をキーワード検索し、置換することができます。

  1. アクション バー内のアイコンをタップします。
  2. オーバーフロー メニュー(デバイスのメニューボタン)内の検索をタップし、検索メニュー内の検索をタップします。
  3. 検索したいテキストを入力してキーボードのEnterキーをタップします。
  4. 検索バー内の矢印ボタンを使って、前の検索結果や次の検索結果へ移動することができます。
  5. 矢印の右に表示されるアイコンをタップして置換する言葉を入力し、再度をタップします。
  6. アイコンをタップすると、大文字小文字の判別および単語単位で検索を実行することができます。

: 検索を終了する場合は、オーバーフロー メニュー(デバイスのメニューボタン)内の検索をタップします。


データのフィル

未記入セルへ隣のセルにある数値のパターンをフィル入力することができます。

  1. フィルを適用させる最初のセルを選択します。
  2. セルの下にある選択範囲ツールを使い、フィルを適用させたい最後のセルまで選択範囲ツールをドラッグします。
  3. 選択範囲上をタップし、コンテキスト メニューを表示します。
  4. さらに見る...をタップしてフィルを選択します。選択範囲ツールのハンドラーが「+」印が付いたアイコンに変わります。
  5. 選択範囲ツールのハンドラーをタップし、フィルを適用させる最後のセルまでドラッグします。
  6. ハンドラーから指を離すと、未記入だったセルにパターンが適用された状態で数値が自動的に入力されます。

: ツールバー内のツールを使用して未記入セルをフィル入力することもできます。


関数を利用した計算

Calc対応の関数を利用し、スプレッドシート上のデータを計算することができます。

  1. 関数の実行結果を表示させるセルをダブルタップします。
  2. 関数バーの左にあるfx ボタンをタップし、関数の挿入ダイアログを開きます。
  3. 関数の挿入のメニューから、使用する関数のカテゴリを選択します。
  4. カテゴリを選択しましたら、カテゴリ内から使用する関数を選択します。関数バーの下に関数の構文が表示されます。
  5. 関数を実行するために必要な引数または数値を入力します。
  6. 関数バーのアイコンをタップします。

名前を付けて保存する

ドキュメントに名前を付けて、新たなファイルとして保存することができます。ファイルの保存形式には.xlsか.xlsx形式を選択できます。

  1. アクション バー内のをタップします。
  2. オーバーフロー メニュー(デバイスのメニューボタン)内のファイルをタップして、名前を付けて保存を選択します。
  3. ドキュメントを保存する、保存先フォルダを選択し、選択をタップします。
  4. 名前を付けて保存のダイアログでドキュメントのファイル名を入力し、ファイル形式(.xlsまたは.xlsx)を選択します。
  5. OKをタップします。

ドキュメントを送信する

ドキュメントをメールまたはオンラインストレージ経由で送信することができます。

  1. アクション バー内のをタップします。
  2. ファイルをタップして、送信を選択します。
  3. ドキュメントの送信に使用できるオプションはデバイスにインストールされているアプリケーションによって異なります。